アートと温泉が融合する「道後温泉」を紹介! 最古にして、最先端。時空を超えてアイロニーとユーモア溢れる作品が満載。

3,000年以上の歴史を誇り、「日本書紀」や「万葉集」にも記されている、愛媛県・松山市の道後温泉。
日本三古湯の一つであり、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台になった場所です。

道後温泉古くは聖徳太子も入浴したという温泉。
歴史に名を連ねる人々が愛した温泉にロマンが感じられます。
しかも、ここ道後温泉は「温泉総選挙2016※1」の女子旅部門で1位を獲得した女性にも大人気の温泉なんです。
※1うるおい日本プロジェクト調べ

そんな道後温泉で現在開催されているのが、「道後アート2016」。
2014年スタートの「道後オンセナート 2014」のテーマ、「最古にして、最先端。」を引き継ぐ形で、2016年は画家・山口晃さんをメインアーティストに迎え「アートフェスティバル」を開催しています。

特徴は“よそもの”視点で道後が描かれていること。
2016年は文豪・夏目漱石の没後100年、小説「坊っちゃん」発表110年。
よそからやって来た夏目漱石が松山を舞台に小説「坊っちゃん」を書いたように、山口氏の作品も、時空を超えてアイロニーとユーモアの溢れる作品を展開しています。どことなく懐かしく、なんだかおかしな世界に迷い込んでしまいそうになります。
それでは作品の一部をご紹介します!

■まずは『道後温泉本館』に展示されている作品

道後温泉のシンボルであり、初めて公衆浴場として国の重要文化財に指定された『道後温泉本館』。

電柱シリーズ 掛軸三幅対(かけじくさんぷくつい)
電柱シリーズ 掛軸三幅対(かけじくさんぷくつい)
©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

その本館にあるのが『電柱シリーズ 掛軸三幅対(かけじくさんぷくつい)』。
よーく見ると電柱の上で風呂に入る人々が!
他にも道後にゆかりのあるものが描かれているのでチェックしてみて下さい。

■『道後温泉本館』から歩いて5分。『道後舘』に展示されている作品

厩圖(うまやず)
厩圖(うまやず)©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

道後舘の1階ロビーに展示されているのが、『厩圖(うまやず)』。
描かれているのは、馬のオートバイ!馬の持つ潜在能力を現代のオートバイに重ねて、力強さを表現しています。

道後舘の温泉・・・

道後舘道後舘の大浴場までの通路は「湯けむりの道」と呼ばれ、レトロな町並みを彷彿させるつくりに。
温泉もあつ湯、ぬる湯、寝風呂など、いろんなお湯が楽しめますよ。

■『道後温泉本館』からシャトルバスが運行!
『道後プリンスホテル』に展示されている作品

今様遊楽圖(いまようゆうらくず)
今様遊楽圖(いまようゆうらくず)
©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

道後プリンスホテル2階ロビーに展示されているのが『今様遊楽圖(いまようゆうらくず)』。
道後と描かれた提灯がホテルとマッチしていますね。
一見昔の風景が描写されているように見えますが、よく見ると洋服を着た人々が!
古典的大和絵に見える構図の中に時空を超えて交差する人々が描かれ、それが自然にホテルに溶け込んでいるという不思議な空間です。

道後プリンスホテルの温泉・・・

道後プリンスホテルの温泉足湯をはじめ広々とした大浴場や、他の温泉地にはない、タイプが異なる8つの露天風呂等、道後温泉で最多の16趣の湯が魅力!

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■『道後温泉本館』から徒歩でほんの1分。
『茶玻瑠(ちゃはる)』に展示されている作品

階段遊楽圖(かいだんゆうらくず)
階段遊楽圖(かいだんゆうらくず)
©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery

茶玻瑠1階のロビーに展示されているのが、『階段遊楽圖(かいだんゆうらくず)』。
階段では、人々が食べたり飲んだり歩いたりしている日常生活が描かれています。

茶玻瑠の温泉・・・

茶玻瑠のバラ風呂週末の金・土・日、女性限定でバラ風呂が楽しめます。
バラの香りと色鮮やかなバラの花びらに包まれて、ゴージャスな気分が味わえますよ♪

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いかがでしたか?

道後の街並みに自然に溶け込む作品の数々をじっくり見て回りたくなりますね。
アートも湯めぐりも同時に楽しめる道後温泉へ、是非行ってみませんか?