ここはどこでしょう?
正解は、「マダガスカル島」。
アフリカ東海岸のインド洋に浮かぶ、日本の約1.6倍の面積を持ち、世界第4位の大きさの島「マダガスカル共和国」。
マダガスカル島の植物の代表といえば、小説「星の王子様」にも登場するバオバブの木。別名「さかさまの木」とも呼ばれる不思議な形をした巨木です。
マダガスカル島の西部海岸に位置する都市「モロンダバ」には、バオバブが無数に林立しているバオバブ街道があります。
20mもの高さがあるバオバブが道なりにずっと立ち並んでいる光景は、まるで異世界に迷い込んでしまったような気持ちにさせてくれます。
日中でも圧倒される不思議な風景ですが、特に人気なのが夕景の並木道。
夕陽に染まる一帯に、バオバブの不思議なシルエットが続く光景は、マダガスカル島で必見!まさに絶景です。
さらに、島に生息する動植物のなんと約8割がマダガスカルのみに生息する固有種!この特異な生態系を守るため、島内には複数の自然保護区が存在します。その保護区ではワオキツネザルをはじめとするサルの仲間や、カメレオンやトカゲなどの爬虫(はちゅう)類といった“マダガスカル島の住人たち”と間近に触れ合うこともできます。夜行性の動物たちの生態を観察できるナイトウォークなどのサファリイベントは人気!
【1】インドリ
マダガスカル固有種のサル。神聖な生き物として伝統的に保護の対象とされてきました。インドリの間では3km先でも聞こえるという美しい声を持ちます。【2】ベローシファカ
マダガスカル固有種のサル。手足が発達しており、枝から枝へ軽快に跳び移り、地上ではユニークな横跳びを見せます。神聖な生き物と崇められてきました。
【3】ワオキツネザル
マダガスカル固有種のサル。トレードマークの縞模様のしっぽは体長より長く約50cm~60cm。チャイロキツネザルとは逆に、多くは地上で活動します。
固有の動植物で有名なマダガスカル島ですが、インド洋に囲まれている島国。海の美しさにも定評があります。
特に、島の北西部沿岸の沖合に浮かぶ小さな「ノシ・ベ」は、マダガスカル随一のビーチリゾートとして、ハネムーナーにも人気!
ノシ・ベから、さらに沖へと進んだ場所にある小島「ノシ・イランジャ」。
白い砂浜、透明な海、まぶしい太陽、静かな波の音…まさに“楽園”と呼ぶのにふさわしく、のんびりと過ごすには最適のリゾートです。
Q、行き方は?
マダガスカル島へは日本からの直行便がないため、乗り継ぎ便を利用します。
最短経路とされるタイ・バンコクで乗り継いだ場合、乗り継ぎ時間を含めないフライト時間は約17時間。マダガスカルの首都アンタナナリボに国際空港があります。
■お勧めツアー
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Q、首都は?
マダガスカルのほぼ中心に位置するマダガスカルの首都「アンタナナリボ」。国際空港、空路や陸路を利用できるため、マダガスカル観光の拠点となります。
注意は必要ですが、マダガスカルは島国であることからもアフリカ諸国の中でも治安が良く、日中の街歩きを楽しむことができます。国内最大のマーケットもあり、ショッピングに最適!
かつてフランス領だったため、随所にヨーロッパを思わせる街並みが残っています。
街の中心にはアヌシ湖という人口湖があり、10月中旬~11月下旬には湖の周りでジャガランダの花が満開になります。
Q、ベストシーズンは?
首都アンタナナリボは標高1,200mの高地に位置しており、年間を通して涼しく過ごしやすい場所ですが、観光のベストシーズンは乾季の5月~10月頃。8月はレミュール(キツネザル)の出産シーズンなので、それ以降に訪れれば保護区で可愛いレミュールの親子連れに出会える可能性もあり、お勧めです。
いかがでしたか?
約8割がここにしか生息しない特異な生態系と自然景観が広がる、不思議がつまった神秘的かつ幻想的な光景に、感動すること間違いなし!
マダガスカル島以外にも、世界には様々な絶景があります!!
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