今週は、2016年の注目の旅先をご紹介しています。
本日は注目され始めている国・キューバ!
カリブ海の真珠といわれるキューバは、フロリダの南に横たわる東西に延びる細長い島。本島のほか1,600あまりの島や岩礁からなる、カリブ海最大の島です。世界一のテーマパーク都市として有名なアメリカ・オーランドや、ハネムーナーに人気のメキシコ・カンクンに程近いながらも、これまでは、海外旅行先としてはあまり注目されてきませんでした。
島国という形成上、独自の文化が育まれており、まだまだ手つかずの美しい海や自然、スペイン・コロニアル時代そのままの街の風景などが魅力です。
70年代のクラシックカーが街を走る、のんびりした雰囲気が変わってしまう前に!
カストロやチェ・ゲバラの率いる革命軍がバチスタ政権を打倒した1959年の革命戦争ののち、アメリカの経済制裁によりキューバは一時どん底ともいえる状態でしたが、現在はカナダやヨーロッパ諸国からの観光客で活気を取り戻しています。
物価が安く、治安が比較的良いのも旅行者にとっては嬉しいところ。社会主義国ならではの、のんびりとした雰囲気が流れ、70年代のクラシックカーが街を走ります。そんなキューバですが、2015年アメリカとの国交が正常化され、外資流入等により、近いうちに雰囲気が全く変わってしまうと言われています。今の雰囲気を味わってみたい方は、お早めに!!
そんなキューバの見どころとは?
1959年の革命以来社会主義国であり、カリブのほかの島にはない独特の魅力にあふれているキューバ。内陸部には山脈が走り、カリブ海沿岸には美しいビーチリゾートが点在しています。そして国内には、数多くの世界遺産があります。
魅惑のハバナ街歩き
キューバの首都「ハバナ」はオールド・ハバナ(旧街)と新市街に分かれ、それぞれに多彩な見所があります。新市街にはヘミングウェイゆかりのポイントも数多く残ります。
オールド・ハバナ(ハバナ旧市街)
カリブ最強の砦と言われた要塞に守られた旧市街には、立派なコロニアルな建築がたち並びます。“オールド・ハバナと要塞群”は1982年に世界文化遺産登録されました。
カテドラル
1555年、サンティアゴ・デ・クーバからハバナに首都が移されたときから最大の信仰を集めるカテドラル。現在の建物は1704年の建立。キューバ風バロックスタイルは見ごたえがあります。
ビエハ広場
アルマス広場から南に4ブロックほど行った所にあるビエハ広場は、16世紀に作られた歴史ある広場のひとつです。
旧市街以外にも見どころたっぷり
モロ要塞
旧市街から、1955~1957年にかけて作られた長さ733mの海底トンネルで運河を横断すると、左側に石造りの堅牢なモロ要塞が現れます。
革命広場
新市街の中心は革命広場。ハバナ政治の中心地と共産党本部、カストロのオフィスや軍などが集まる広場で、多いときには数十万人もの人が広場を埋め尽くします。内務省の壁に浮かび上がるチェ・ゲバラの顔やホセ・マルティ記念館など、観光地としても見逃せない場所です。
ヘミングウェイ博物館
サン・フランシスコ・デ・パウラの閑静な住宅地にある、ヘミングウェイの住んでいた家。彼は1928年に初めてキューバを訪れて「誰がために鐘は鳴る」の売上でこのフィンカ・ビヒア邸を購入しました。他にも、ヘミングウェイが通った、カクテル“ダイキリ”が有名なお店「ラ・フロリディータ」や、「老人と海」のモデルとなった小さな漁村“コヒマル”など、ゆかりの地を訪れてみては。
ビニャーレス渓谷
ハバナから約122km、ピナール・デル・リオから約30kmにあるビニャーレスの街の北に広がるオルガノス山脈にある渓谷。丸い小さな山がポコポコ並ぶ独特な景観が楽しめます。
カリブのビーチも堪能しましょう
もとは欧米のVIPの別荘地として愛されたリゾートでしたが、近年は開発が進み、デラックスクラスホテルやアクティビティーが充実したキューバ最大のビーチリゾートとして知られるようになりました。ホテルでのマリンスポーツや民芸品が並ぶ市街の街歩きなど、思い思いにバケーションをお楽しみください。
こちらの観光スポットもおすすめ!
バクナヤグア橋
ハバナとマタンサス州の境に位置する全長8kmのユムリ渓谷にかかる橋。キューバ最長で地上からはなんと112m。あなたは下を見て渡れますか・・・?
いかがでしたか?
旧き良き時代にタイムスリップしたかのような魅惑の国、キューバ。
この独特の空気感が変わってしまう前に、ぜひ行ってみてください!
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