HISが運営する、旅する女子のためのInstagramアカウント@tabi_jyoでは、新たな旅の魅力を開拓いただき、その最新レポートをお届けすることを目的に、定期的に「タビジョレポーター」を実施しています。 本日はタビジョレポーター in 韓国・テグをお届けします。
今回のタビジョレポーター@ayanakato_comさん
韓国のソウル、釜山に次ぐ第3の都市と言われる大邱(テグ)。
日本からはティーウェイ航空が成田、関空、福岡から直行便を就航しています。
成田からは約2時間半で到着。空港から市内へのアクセスも良く、到着してすぐに観光を楽しめるのも魅力の一つです。
初めての大邱でも満喫できる、2泊3日のモデルコースをご紹介します。
成田ー大邱は約2時間半のフライト
成田空港13:45発のTW202便に乗って大邱へ。
日本から大邱への直行便はティーウェイ航空のみ。韓国地方都市に乗換なしで行けるのは嬉しい……!
大邱国際空港は大邱市内にあるので、すぐに観光をスタートできます。移動時間が短く済むので、弾丸旅行でもたっぷりと遊べますよ!
スソン池を見渡すロケーション「ホテル スソン」に宿泊
今回宿泊したのは、寿城区にあるラグジュアリーホテル「ホテル スソン」。大邱国際空港からタクシーで約30分。市内から少し離れますが、その分ロケーションは最高!
窓からは、大きなスソン池と大邱の景色を一望できます。
さらに注目したいのが、客室にある温泉スパ。ポビ山の岩盤地1,004mから組み上げられた温泉で、好きな時間に好きなだけ浸かることができるんです。なんとも贅沢!
ナトリウム、カルシウム、重炭酸、塩素など18種類の成分が含まれる強アルカリ性温泉なので、美肌効果も期待できます。ルーフトップにもインフィニティプールがあるのですが、その魅力は後ほどご紹介します。
名物グルメ・マクチャンで乾杯
夕食はホテル近くの飲食店街へ。大邱は安くておいしいグルメが揃う街としても知られており、おいしいものがたくさん! 1食目に選んだのは韓国のホルモン焼き「マクチャン」。クチコミ評価の高かったお店「マクチャン トドゥク」を訪れました。
ぷりっぷりのホルモンをじっくりと炭焼き。ネギにホルモンを巻いた変わりダネも注文。程よく脂が落ち、プリッとジューシーに出来上がったマクチャンはアルコールとの相性抜群! ビールで乾杯して、ソジュ(焼酎)へと続きます。
締めは韓国風ラーメン。韓国の飲食店では、メインを注文するとパンチャン(おかず)が無料でたくさんでてきますが、ここでは袋ラーメンも無料で提供。
ラーメンを作る機械があるので、地元の人が作っているのを真似ながら調理。締めのラーメンってなんでこんなにおいしいんでしょう……。マクチャンにお酒にラーメンと大満足でした。
ほろ酔いで韓国版プリクラも撮影。現金/カードで払うことができ、日本円で約500円。フレームを選んで、あとは順番に撮影すればOK。カチューシャやサングラスなども置いてあります。
===========
『マクチャン トドゥク(スソン池店)』
대구광역시 수성구 두산동 691-2
OPEN
月~金 16:00~24:00
土日 14:00~24:00
※2023年11月現在
===========
2日目はブッフェ朝食とホテルプールからスタート
韓洋中と豊富なメニューが揃うブッフェ朝食。フォーを作ってくれるヌードルバーや、マンドゥなど点心系もあって、何を取ろうか悩んじゃう。個人的には野菜がたくさんあって嬉しかった。
朝食のあとは、屋上にあるインフィニティープールへ! 108mもの長さがあり、目の前に大邱の街が広がります。
水温も適度で、のんびりと浮かんでいるだけでも気持ち良い。端から端まで泳いで、たくさん食べた分を消費します。
東城路で買い物やカフェ巡りを楽しむ
2日目は、大邱市随一の繁華街「東城路(トンソンロ)」で、お買い物やカフェ巡りなどを楽しみます。お土産の購入はここで済ませるのがおすすめ。ショッピングロードがあり、コスメショップや洋服屋、カフェなどが軒を連ねます。
「桂山聖堂(ケサンソンダン)」は、ロマネスク様式とゴシック様式が融合した建築の聖堂。韓国の3大聖堂の一つです。
ミサの時間以外は聖堂内部を見学できます。美しいステンドグラスにも注目です。
大邱にはロースタリーも多く、韓国国内でもカフェ文化が盛んな街として、知られています。東城路から歩いていける2軒のカフェを訪れました。
「ロマンスパパ」は、韓国の伝統的な韓屋をリノベーションしたカフェ。
韓国ドラマで観るようなインテリアに囲まれていて、韓流好きにはたまりません。
様々な座席があって、どこもかしこもかわいい。写真を撮る手が止まりません。
昔のテレビや家具も置いてあるので、日本との文化の違いを感じながらティータイムを楽しめます。
ハンドドリップコーヒーにもこだわっていて、ドリンクやスイーツの種類も豊富なので、ぜひ色々と注文してみてください。
===========
『로맨스빠빠(ロマンスパパ)』
대구광역시 중구 동산동 109
OPEN:12:00~22:00
※2023年11月現在
===========
2軒目に訪れたのは洗練された雰囲気の「gut coffee」。ワニがトレードマークです。
電源やWi-Fiも完備で、PC作業をしている地元の方もいました。
===========
『Gut Coffee』
대구 중구 사일동 80
OPEN:12:00~22:00
※2023年11月現在
===========
西門市場で食べ歩き
ランチは西門市場(ソムンシジャン)で食べ歩きを楽しみます。
「無いものは無い」と評されるほど、雑貨から食品、屋台フードまで何でも揃います。
屋台がズラリと並ぶので、アジュンマ(おばちゃん)が元気なお店を選ぶのが、おいしい屋台にありつけるコツ。大邱名物のぺちゃんこ餃子とトッポギなどの軽食をメインに扱う屋台へ。
ぺちゃんこ餃子は、半月型の薄い餃子の皮に春雨の具が入った餃子で、醤油や唐辛子の粉をかけて食べるローカルフード。もちもちした食感がおいしくてクセになります。
フルーツジュースを販売する屋台もあるので、作りたてのスイカジュースも買いました。
西門市場から約3分の場所に「V壁画通り」があります。ARMYならぜひとも行って欲しい場所!
BTSメンバーのVの母校前の壁に、Vにまつわる写真やソロ曲のジャケットが描かれています。
私もARMYなのでもちろん撮影。BTSの中でもVとSUGAは大邱出身なので、同じ空気を吸っているだけでも幸せ……!
====================
『西門市場』
대구광역시 중구 대신동 115-378
OPEN:9:00~18:00
CLOSE:第1・第3日曜日
※金〜日は夜市を開催:金土(19:00~23:30)日(19:00~22:30)
※2023年11月現在
====================
旅のハイライト「チメクフェスティバル」へ
今回の旅の目的でもある「大邱チメクフェスティバル」へ参加。チメクとは、チキン×メクチュ(ビール)の飲み会鉄板の組み合わせ。
大邱には有名チキン店の本店も多く、チキンとの関係が深い縁で2013年より夏の一大イベントとして始まりました。
チメクを楽しむのはもちろん、DJも登場する大型イベントで、大邱市内や韓国全域から多くの観光客が訪れます。
入場料は無料で、誰でも楽しめるイベントですが、ダンス席やテーブル席、外国人席などの一部席は有料で、前の方の席は早めに売り切れてしまうのだとか。
有名なチキン店がズラリと並ぶので、気になるお店でテイクアウト。ビールも買って席で乾杯〜! 途中で雨が降ってきましたが、そんなのお構いなしにみんな大盛りあがり。いろんな国の人がパワフルに盛り上がる、最高に楽しいイベントでした!
3日目 お昼の便で帰国
翌朝は朝食前にホテル目の前にある「スソン池」を散策。運動したり音楽を楽しんだりと、地元の人の憩いの場になっています。
木漏れ陽が気持ちよく、散歩しているだけでリフレッシュした気分に……!
夜には池の真ん中でライトアップされる噴水ショーもやっているので、時間があれば夜にも訪れて欲しいところ。スソン池周辺には24時間営業のカフェもあります。
帰国便は10:40発のTW2015便。成田空港には12:45に到着します。
大邱国際空港内は、フードコートとカフェなどの飲食店、小さなコンビニしかないのでお土産購入は事前に済ませておくのがおすすめです。
韓国旅行というとソウルを想像しがちですが、空港から繁華街へすぐ行ける大邱は、休みの期間が短くても満喫できるのが魅力。土日に合わせて1日休みを取れば、2泊3日でもグルメや買い物、カフェ巡りを存分に楽しめます。
次のお休みは、韓国・大邱を訪れてみてはいかがでしょうか。