ケイビングとは、手つかずの自然のままの洞窟を、ヘルメットやヘッドライトを付けて探検するスポーツです。欧米では、登山と並ぶほどの人気があります。
本日は、皆さんを未知の地底洞窟の世界へご案内します。
国内でもっとも人気のあるケイビングスポットがあるのは、鹿児島の離島・沖永良部島(おきのえらぶじま)。
洞窟というと普通「せまい」「暗い」といったイメージがあり、比較的狭いところを進む場合が多く、泥んこになりますが、沖永良部島の洞窟は広いホールのようになっていて、長さもトップレベル、水も豊富で綺麗です。水量が多いため、「シャワーケイビング」と呼ばれています。
沖永良部島の地下には200から300もの大鍾乳洞群が広がっています。この宝石のような美しい鍾乳石は、1cm伸びるのに何十年とかかり、外に持ち出すと劣化してしまうのでその美しさは洞窟内でしか見ることができません。
この1滴が、洞窟を作ります。
ケイバーになるための第一歩に最適なコースから、複雑に入り組んだ迷路のようなコースまで、レベルに合わせてコースを選ぶことができます。初心者の方はまず、「リムストーンケイブ」という洞窟がおすすめです。
鍾乳洞内の斜面に形成される棚田のような地形を「
こちらが、「リムプール」。洞窟内の水は意外と冷たくないので、
沖永良部島のケイビングの最高峰の洞窟「銀水洞」は上級者向け。他の洞窟よりも圧倒的に距離が長く、ガイドが2名つくことが基本です。
銀水洞は、一番難所の多い洞窟ですが、最難関ともいえる「水くぐり」を突破したその先には、すばらしい絶景が待っています。
ケイビング経験者の方はぜひ挑戦してみてくださいね！
いかがでしたか？
貴重な沖永良部島の自然遺産・鍾乳洞に触れるケイビングツアーは、日常とは全く違った「異空間」、そして「絶景」がお楽しみいただけます。自然が生んだ宝石のような世界へ迷い込んでみませんか？