H.I.S.の旅好きなSNSフォロワーの方々の投票で決定した「いつか世界遺産になる前に!行ってみたい世界の絶景ランキング」で5位にランクインした世界三大仏教遺跡の一つ。
ミャンマー仏教の聖地ともいわれ、広大な緑の平原に無数の仏塔だけが立ち並ぶ光景は圧巻です。
ミャンマーの中央部を貫くイラワジ川中流域の東岸にある町バガン。この地の約40kmにも渡り広がる平野にこの遺跡群が存在します。
数千ものパゴダ(仏塔)や寺院が点在して立ち並ぶ姿が、荘厳ともいえる風景を作り出しています。
世界にも類を見ない遺跡群は、カンボジア「アンコール・ワット」やインドネシア「ボロブドゥール遺跡」とともに世界三大仏教遺跡に称せられ、パゴダや寺院には、ヒンドゥー教の影響がうかがえる装飾や、当時の暮らしぶりをうかがい知ることのできる壁画などが残されており、考古学的にも貴重な遺跡群。
バガン王朝は、1044年の統一以降の11世紀から13世紀に栄えたミャンマーで最初の王朝で、王都はバガンにありました。ミャンマーの南部タトンという町からやってきた僧侶アラハンが、バガン王朝最初の王様アノーヤター王に仏教を布教したのが始まりとされています。
それから仏教はバガンで深い信仰の対象となり、人々は仏教が長く繁栄するようにと、イラワジ川東岸に複数のパゴダ(仏塔)や寺院を建立していきました。長いバガン王朝の歴史の中で建立されたパゴダや寺院の数は5000基以上とも伝えられていますが、現在は約3000基弱が残されています。
小高いパゴダに登れば朝焼けや夕焼けに染まるバガン遺跡群の絶景を楽しむことができます。
幻想的な絶景をより楽しみたい方にお勧めなのが、毎年10月~3月頃に運航されている大人気の熱気球のバガン遊覧飛行!
99%の予約率なので、事前予約・手配は必須ですが、早朝・日の出とともにバガン遺跡の上空に浮かび上がり、朝焼けに染まるバガン遺跡群を眼下に一望することができます。
今では、朝日に染まる空を優雅に流れる気球の姿も、
Q、行き方は?
まずは、日本から直行便で約7時間程のミャンマー ヤンゴンへ。ヤンゴンから約1時間程かけて国内線へ乗り換え、バガンへ向かいます。空港からバガンへは車で約10~15分です。
※ミャンマーの入国には事前にビザの申請が必要です。
Q、ベストシーズンは?
3月~4月が一番暑く、気温が40℃を超える日もあるミャンマー。
ベストシーズンは、気温が下がり天気の良い乾季の11月~2月頃。人気の熱気球が運航されているのもこの時期です。11月~2月頃も昼は30℃以上まで暑くなりますが、湿度は低く過ごしやすくなります。朝晩は15℃前後まで冷え込むため薄手の上着があると役立ちます。
5月~10月は雨季のためスコールが発生します。特に雨季後半の10月に近づくほどに降雨量が増えるのでご注意ください。
■ワンポイントアドバイス
・寺院の見学時は露出の多い服装は避けましょう。
・遺跡はかなり広い範囲に点在しているので、全てを見るには2~3日必要です。
■お勧めグルメ:「モヒンガー」
ミャンマーの国民食ともいえる麺料理「モヒンガー」。主に朝食で食べられることが多く、ライスヌードルにナマズの出汁で作ったスープをかけ、パクチーやにんにく、唐辛子などをトッピングします。店によって味が違うので、食べ比べてみるのもお勧めです。
■ミャンマーに行きたくなった方はこちら
いかがでしたか?
これからがベストシーズンなバガン遺跡!
幻想的な絶景に感動すること間違いなしです。ぜひ皆さんもこの感動を体感してみませんか?
バガン遺跡以外にも、世界には様々な絶景があります!!
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