等身大の韓国男旅の魅力を広めてくれる「HIS韓国男旅レポーター」。
男性ならではの目線で伝える韓国や、カップルや夫婦旅だからできる韓国の楽しみ方をレポートしていただきます♪
飛行機で約2時間半、お隣の国「韓国」。日本各地からのフライトが多いことや時差もないことから、週末や三連休を利用してふらっと遊びに行く方も多いのではないでしょうか。
今回は週末旅をテーマに、カップルでどこまで楽しめるのかレポートしていただきました。
男性の皆様!カップルやご夫婦の皆様!ぜひチェックしてみてくださいね。
今回、韓国男旅をご紹介してくださるレポーターの方は@mash_travelerさん。
カップル、夫婦旅のソウルの楽しみ方をレポートしていただきました!
女子旅の定番、韓国・ソウル。でも最近は、メンズでもその魅力にハマってしまう人が増えているらしい!?
ということで今回は「HIS韓国男旅」をテーマに、アラサーカップルによる2泊3日夏のソウル旅の様子を”男性目線”でレポートします。
到着後まずは、「ナイキソウル」で世界に一つのアイテムづくり
昼過ぎのフライトで成田から仁川へ。さすがお隣の国、2時間半ほどで着いてしまいます(本当にあっという間!)。
空港からは1時間ほどバスに揺られて、ソウル最大の繁華街である明洞に。今回お世話になる「相鉄ホテルズ ザ・スプラジール ソウル明洞」にさくっとチェックインを済ませ、陽が落ちる前に街へ繰り出します。
まず向かったのは、ホテル近くにある「ナイキソウル」。
ここは世界のナイキの中でも珍しく「NIKE BY YOU」と呼ばれるカスタムサービスを提供している店舗です。
Tシャツやスウェット、帽子などのアイテムをワッペンやプリントで自分好みにカスタマイズできるらしい。いつになっても「カスタマイズ」って男心をくすぐられますよね…。
ワッペンやプリントには韓国限定・明洞店限定のものも多く、お土産にももってこいです。
予約必須の超人気サービスとのことで、最初にこの予約チケットをゲット。時間になるまでは明洞の街をブラブラと散歩してみます。
韓国のドラッグストアでおなじみの「オリーブヤング」では、妻がパックやサプリを物色している間に、僕は二日酔いに聞くと噂のゼリーををゲット(呑む気満々)。
日本とちょっと雰囲気の違う「ダイソー」も、お土産になりそうなものがたくさんあって面白かったです。
今回僕らは、白の半袖Tシャツと黒の長袖スウェットをカスタマイズすることにしました。
「『SEOUL』が入ったイラストを大胆にプリントする?」
「それとも、韓国限定のワッペンを全種類つけてみる?」
「厳選してシンプルにいくのも捨てがたい…」
カスタマイズに与えられた猶予は30分。悩みに悩み、2人とも赤と青のハングルロゴのワッペンをお揃いでチョイス。店員さんのおすすめで、コリアンマークになるように並べてオーダーしました。普段ならお揃いなんて絶対にしないのですが・・・これも旅の醍醐味ということで(笑)。
出来上がりまで1時間ほどとのことでしたが、ちょうどビルの上がショッピングモールのようになっていて、ブラブラしているとあっという間に完成。ちょっと特別なお土産を手に入れることができました。大満足。
ソウルでの一食目に選んだのは、超有名タッカンマリ店
次は待ちに待った夜ご飯。
「一食目は絶対に外せない!」ということで、東大門まで地下鉄で5分ほど移動し、日本人の間でも超有名なタッカンマリ屋さん「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」へ。さすがの繁盛店、20組ほどの行列ができていましたが、30分もしないうちに入店することができました。3階建てのお店なので、回転は早いようです。
注文したのはタッカンマリ(鶏を一羽まるごとお鍋でグツグツ煮る料理)と瓶ビール。
オーダーするとすぐに店員さんがやってきて、丸鶏を豪快にハサミでバツバツと切り分けてくれます。
10分ほど煮込むと完成。あとは鶏を辛めのタレにつけていただくだけのシンプルな料理なのですが、これがまぁ旨い!ぎゅっと引き締まった鶏肉、旨味あふれるスープ。熱気あふれる店内、額に汗して辛い辛いと言いながら食べるタッカンマリ。最高です。
〆にはカルグクス(うどんのような麺)を追加オーダー。大きな鍋いっぱいのスープを飲み干す勢いで食べ尽くしました。美味しいものでお腹も心も満たされ、ソウル1日目終了です。正直これで帰国しても後悔しないレベル!!
お洒落モーニングを求めて、韓屋カフェが並ぶ安国エリアへ
ソウル2日目。朝イチで向かったのは「onion」安国店。
築100年以上の韓屋をリノベーションして作られたベーカリーカフェです。
もともと妻がSNSで見ていて「映え」なお店であることは知っていました。ただ味についてはそこまで期待していなかったのが正直なところ。ただ実際行ってみたら、めちゃくちゃ普通に美味しかったです。
見た目はとても甘そうなのに実際食べてみるとそこまで甘すぎなかったり、シンプルなパンと思いきや実はナッツがぎっしり詰まっていたり。細かい所まできちんとこだわっているなぁと。
看板メニューは粉砂糖が三角錐の形にこんもり乗った「パンドーロ」のようですが、個人的な推しは「チリソーセージ」。いわゆる惣菜パンで、甘辛な韓国っぽいテイストがツボでした。
スイーツがそこまで得意じゃない系男子にもオススメです。
その後、韓屋が並ぶ街を散歩しながら見つけたのは「TAMBURINS (タンバリンズ)」。日本未上陸の香水ブランドです。
店内には、香水はもちろん、ハンドクリーム、石鹸、キャンドルなどの香りモノがズラリ。個人的に香水にそこまでこだわりはなかったのですが、色々試させてもらうと段々テンションが上がってきます。
妻と「これもいいんじゃない」「いやこっちのほうが良いよ」なんて言いながら、楽しい時間を過ごすことができました。
悩んだ挙げ句、ひとつに絞ることができず、最終的には10種類の香水が少しずつ入った「ディスカバリーセット」を購入。次再びソウルへ訪れるときまでに色々試して、決めたいと思います。
「映え」の聖地。いま話題の聖水エリアへ
続いては今回の旅で行きたかったエリアの一つ、聖水(ソンス)へ。ここは東京でいうところの代官山のようなイメージ。個性的なカフェやショップが多数集まっています。
当日は30度を超える陽気…。駅から歩いてすっかり汗だくになった我々が駆け込んだのは「Tongue Planet」というカフェ。
秘密基地っぽい細い階段を登っていくと、そこには広々とした空間が。センスの良いギャラリーのような店内はいくつかのスペースに区切られており、それぞれ独自の世界観、インテリアでまとめられています。
どこを切り取ってもいい雰囲気。ドリンクやフードもまたお洒落で、味も抜かりありません。
前述のonionもそうでしたが、映えだけではソウルっ子に受け入れてもらえないんでしょうね。どこのカフェもビジュアル・味共にハイレベル。「Tongue Planet」は他の店舗もあるらしいので、ぜひ次ソウルを訪れる際に寄ってみたいと思います。
カフェで涼んだ後は、聖水の駅前にある文具ブランド「MONAMI」の旗艦店へ。
「MONAMI」には、好きなカラーのキャップや軸を選んで組み合わせることでオリジナルのボールペンが作れるコーナーや刻印サービスがあります。
お値段も非常に手頃なので、旅の記念やプレゼントにもおすすめ。ただ、夢中になっていると何十分も経ってしまうので、時計を見るのを忘れずに…!
汝矣島「現代ソウル」と、漢江沿いで夕涼み
聖水を離れ、次に足を運んだのは汝矣島(ヨイド)。いまソウルで一番ホットな場所とも言われている「ザ・ヒュンダイ・ソウル」を訪れました。
2021年2月にオープンしたばかりのソウル最大級の百貨店で、約600ものショップが入っています。韓国で話題のブランドが軒並み出店しており、「ソウルでどこへショッピングに行ったら良いかわからない」「滞在中いろいろな場所へ足を運ぶ時間がない」という場合は、ここだけチェックするでも十分かもしれません。
建物がスゴいと聞いていたのでそれだけ簡単に見るつもりが、気づけば「NICE WEATHER」でTシャツを買い、充実のデパ地下でキンパをつまみ…しっかり2時間ぐらい楽しんでしまいました。
時間があるなら丸一日過ごすことも出来そうです。
そのあとは、近くの「汝矣島漢江公園」へ。ソウルを東西に横切る漢江沿いにある大きな公園です。
川辺には、何百何千という人たちがレジャーシートを並べ、ビール片手にチキンをつまみながら仲間と盛り上がっています。韓国ドラマでよく見るこの光景…!
週末の夕涼みを楽しむ現地の皆さんに混ざりつつ、漢江に沈んでいく夕日を眺めてボーっとする。贅沢な時間でした。
巨大スーパー「ロッテマート」で、夜食とお土産を物色!
「ザ・ヒュンダイ・ソウル」でキンパをつまみ、漢江沿いでチキンを楽しんだ僕ら。
もはや夕飯をたくさん食べられる感じではなかったので、夜食とお土産を物色しにソウル駅前の「ロッテマート」へ向かいました。
日本の一般的なスーパーの何倍も広く、見ているだけでもワクワクするお店。コスメや韓国のり、お菓子、お茶、調味料など、「韓国のお土産と言えば」な商品やブランドは大体揃うので、帰国のパッキング前に訪れるのに最適です。入店したら「さすが海外」なドデカカートを押しながらいざ出陣。
それぞれ好みのカップラーメンをチョイスし、お惣菜コーナーではまたチキンやトッポッキもゲット。気になるお菓子やジュースは迷わずカートへ放り込み、お土産用にパックや韓国のり、ごま油なども追加。どれも「スーパー価格」なので手が止まりません。
その場で免税をしてもらえたにも関わらず、あっさり合計1万円以上に。ちょっと買いすぎたかな…と反省しつつも大満足。
その後はホテルに戻って夜食を楽しみながら、パッキングに勤しみました。
搭乗ギリギリまで韓国は楽しめる
ソウル旅もあっという間に最終日。フライトの時間を考えると、ほぼ午前中しか時間がない…!
この限られた時間を有意義に過ごすべく、僕らは敢えて朝イチで空港に向かう選択をしました。仁川空港にはギリギリまで韓国を堪能できるスポットがたくさんあるらしい!ということを聞いていたからです。
ソウル駅から空港までは直通特急「A‘REX」で約40分。仁川国際空港第2ターミナルに到着後、まず目指したのは初日にも明洞で訪れた「オリーブヤング」。市内の店舗では日本で話題の商品が売り切れていることも多かったのですが、空港の店舗ではほぼ揃っており、買い逃した商品を一通り手に入れることができ妻も大満足。
ショッピング後は、地下1階のフードコートでちょっと早めのランチ。サムギョプサル、冷麺、カルグクス、純豆腐、ビビンバなど、韓国料理が目白押しです。たかが空港の食堂と侮ることなかれ。味は抜群でした。空港スタッフの方の姿も多くお見かけしたので、多分現地の方からしても美味しいのだと思います。
後ろ髪を引かれながらも、搭乗2時間前にはチェックイン。保安検査も入国審査も思いの外スムーズで少し時間に余裕があったので、「スターバックス」へ。韓国のスターバックスには韓国限定や日本未上陸のドリンクが結構たくさんあるので、何度訪れても飽きません。ほかにも、これまた最近日本ではお目にかかれない「ダンキンドーナツ」や、おなじみ「ロッテリア」にもプルコギバーガーなど限定メニューが。チキン屋さんや韓国おでん屋さんなど、韓国ならではのお店もまだまだ多くありました。
今回はLCCでの渡韓でしたが、搭乗ギリギリまで韓国を楽しめることを考えると、機内食のないLCCで十分かもしれません。
満腹につき機内では2人とも爆睡…。こうして楽しいソウル旅は幕を閉じたのでした。
結論、ソウルは男性目線でもめちゃくちゃ楽しめる!すっかり韓国男旅にハマった僕は、早速友達を誘って1ヶ月後に再訪することを決めました(笑)
まとめ
韓国男旅のレポート、いかがでしたか。
初めてでも、週末を利用してでもふらっと行ける韓国は、男性同士でもカップルでも、楽しめるポイントがたくさんありそうですね。
もはや女子旅だけの楽しみにしておくのがもったいない!男旅のレポートを見て韓国が気になった男性の皆様!ぜひ友達や彼女、奥さんを誘って韓国へ行ってみてはいかがですか?