世界遺産の代名詞!?押さえておきたいエジプトを堪能する6つのポイント 140ヵ国、400回以上添乗しているベテラン添乗員が教えます!

「世界遺産」……

皆さんは、「世界遺産」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

 

2013年に富士山が世界遺産として登録されたり、テレビ番組で世界遺産特集が放送されたりと、「世界遺産」という言葉は私たちの身近になりつつあります。
しかし、今現在、登録されている世界遺産の総数は1,000ヶ所を超えており、専門家でない限り、名前すら分からない世界遺産も多くあるかと思います。

そんな中でも、まさにTHE 世界遺産!なエジプトのピラミッド、その他スフィンクスやツタンカーメンの黄金のマスクは世界中の誰もが知っていると言っても過言ではないでしょう。
今回は、そんなエジプトを堪能するための“押さえておきたいポイント”を6つ
140ヵ国・400回以上の添乗経験があるベテラン添乗員が教えます。

ぜひチェックしてみてくださいね!

 

【1】なんと言っても、やっぱり三大ピラミッド

ギザのピラミッド
1 ②shutterstock_30216103

エジプトの首都であり、ピラミッド観光の基盤地となるのは「カイロ」。
カイロの中心地から、ナイル川を渡り西へ向かうとギザの砂漠が一面に広がります。
そんな砂漠の中に…かの有名なギザの三大ピラミッドとスフィンクスがそびえたっています!
エジプトのスフィンクス

三大ピラミッドだけでなく、エジプトにあるピラミッド中で一番の大きさを誇るのがクフ王のピラミッドで、約270~280万個の石灰岩が緻密に積み上げられており、ピラミッド建築の中でも最も優れていると言われています。
エジプトギザのピラミッド

2016年7月現在、1日限定300名のみが、その内部に入場することが出来ます。
狭い通路や大回廊を登って石棺が収められた王の間まで見学可能です!

 

4 クフ王ピラミッド入口今でも新しい発見が続いていて、昨年にはピラミッドの奥に空間があることが発見され、王妃の部屋ではないかと話題になっています。

 

【2】堂々と鎮座しているスフィンクス

上記の三大ピラミッドを守るようにたたずんでいる人頭獣身のスフィンクスの石像。
スフィンクスの頭部は三大ピラミッドの1つでもあるカフラー王に似せて作られたとも…
鎮座するスフィンクス

スフィンクス&ピラミッドは砂漠の真ん中にあると思われている方が多いようですが、実際は街に隣接して鎮座しており、こんな所にあったんだ!と驚かれるお客様もいらっしゃいます。
スフィンクスはずっと「ケンタッキーフライドチキン・ギザ店」を見つめていることはご存知の方も多いかもしれませんね。ケンタッキーフライドチキンのギザ店

 

【3】世界有数のエジプト考古学博物館

カイロにあるエジプト考古学博物館は、エジプトの発掘品がところ狭しと並ぶ世界有数の博物館です。
収蔵品は20万点以上!あまりにも展示物が多すぎて、陳列もままならず、「考古倉庫」と呼ばれることも…
考古学博物館の外観

この博物館にかの有名なツタンカーメンの黄金のマスクが展示されています。マスクは紀元前14世紀のものと言われていますが、紀元前14世紀といえば、日本はまだ縄文土器を作っていた時代!当時のエジプト文明の高さを今に伝えると同時に、引き込まれるような魅力のあるマスクは必見です。
ツタンカーメンマスク

 

【4】優雅にナイル川クルーズ

「エジプトはナイルの賜物」と云うヘロドトスの名言があります。
ナイル川が氾濫を繰り返すことで、上流から運ばれた土壌が豊かな文明を生み出したことからそのように表現されたと伝えられています。
世界一長いナイル川をゆったりとクルーズするのが人気!
エジプトのクルーズ

エジプトのクルーズ内

 

ヨット型の「ファルーカ」でのんびりとナイル川を揺られるのもお勧めです。
エジプトのクルーズ

 

【5】世界遺産の街!ルクソール

ルクソールは、古代エジプトの首都テーベがあったことから、たくさんの遺跡やツタンカーメン王含む数多くの王の墓(ミイラ)が残された歴史的価値の高い町です。黄金のマスクもこの地で発見されました!

ルクソールでは、太陽が登る東岸には巨大な神殿が建ち、太陽が沈む西岸には葬祭殿や多数のお墓が残されています。
圧倒的な迫力のあるカルナック神殿やルクソール神殿など、ピラミッドに並ぶエジプト文明時代の巨大遺跡の息吹を感じることができます。
エジプトの石像

ライトアップされたルクソール神殿

 

【6】アブシンベル神殿

エジプト最南端にある巨大なアブシンベル神殿。
アブシンベル宮殿

大神殿と小神殿からなっており、大神殿はエジプト神話における太陽神ラーを、小神殿は愛と美と豊穣と幸運女神ハトホルを祭っています。
大神殿は建築王ラムセス2世が自身の4世代の姿を入口に刻み、小神殿はネフェルタリ王妃のために建てられたとも言われています。
ネフェルタリ王妃

1960年代、ナイル川でのダム建設計画により、アブシンベル神殿が水没の危機にさらされました。
その際、ユネスコによって国際的な救済処置が取られ、大量のブロックに分断されて約60m上方へアブシンベル神殿は移築されました。
この大規模な移築工事がきっかけとなり、歴史的価値のある遺跡や建築物等を開発から守ろう、という機運が生まれ、「世界遺産」が創設されました。
このような歴史的背景もあり、アブシンベル神殿は世界遺産の象徴的な遺跡です。
アブシンベル神殿

 

■エジプト観光情報・ツアーのご案内は こちら !!
HTTPs://BIT.LY/29I6AWV

 

いかがでしたか?

悠久の時を超え、溢れる歴史ロマン・・・
人類の叡智と権力の結晶がエジプトにはあります。

世界中のどの遺跡よりも、その規模と保存状態において“別格”と言っても過言ではない、
筆舌には尽くしがたいその迫力を、是非体感してみてください!