HISが運営する、旅する女子のためのInstagramアカウント@tabi_jyoでは、新たな旅の魅力を開拓いただき、その最新レポートをお届けすることを目的に、定期的に「タビジョレポーター」を実施しています。

本日はタビジョレポーター in カリフォルニア～ソルバング編～をお届けします。

今回のタビジョレポーター@_life.is.journey_さん

こんにちは、タビジョレポーターのMasamiです。
日本人選手が活躍して盛り上がりを見せるロサンゼルス。
今回はそんなロサンゼルスから少し足を伸ばして、まだ見ぬ魅力の宝庫であるサンタバーバラ＆ソルバングを訪れて来ました。
知らなかった、ではもったいない！そんな魅力溢れるソルバングの楽しみ方をご紹介致します。
（サンタバーバラの観光紹介は、ぜひ＠mikimisaki0220さんの記事をチェックしてみてね！）

Solvang（ソルバング）とは？

ロサンゼルスから海沿いに約200km北上したカリフォルニア州サンタバーバラ郡の都市です。
1911年にデンマーク系移民によって誕生した街で、ソルバングとはデンマーク語で「日差しをうける野原＝日当たりの良い土地」を意味しています。
なんだか素敵ですよね♡

その名の通り年間を通して日照時間が長く、晴れの日が多くて気温もポカポカ。
実際に訪れた3月中旬でも上着要らずの過ごしやすい天候でした。
いつでも心地良く過ごせるというのは旅行先での嬉しいポイント。

ソルバングの魅力その①　コンパクトで街歩きしやすい

ソルバングでは真っ赤な可愛いトロリーが走っていますが、観光は基本的に徒歩でOK。
電車やバス、車を使わなくても楽しめるコンパクトさなので、旅行で訪れるにも最適なんです。

平均滞在時間は約2時間程度、撮影やカフェでゆっくりのんびりしても大体4時間くらいあれば足りるので、日帰り観光でも十分楽しめます。

ソルバングに着いたらまずは「Solvang Visitor Center」に寄ってみましょう。
無料のMAPを頂き、センターの方おすすめのスポットを教えてもらったらいよいよ観光スタートです。

ソルバングの魅力その②　まるでデンマークのような可愛い街並み

コンパクトな街ながら、見どころは多数！

市内にある建築物の正面部分や外観は伝統的なデンマーク・スタイルで作られており、街の世界観の完成度の高さは圧巻でした。
今自分がアメリカにいるという現実をしばし忘れてしまうほど。

子供の頃に読んだおとぎの絵本を1頁1頁めくるかのような風景に、歩くごとにときめきが止まりませんでした。

また、コペンハーゲンの人魚姫の像の複製や、デンマーク感のある可愛い赤い靴も隠れた観光スポットなので、街歩きをしながらぜひ探してみてくださいね。

ソルバングの魅力その③　ショッピングも楽しめる

旅行中に楽しみたいことの一つであるショッピング。
ソルバングはクリスマスのオーナメントやギフトショップが多数並んでいるのですが、その他にも本屋さんやアパレルショップも充実していました。

外観の可愛さに惹かれて吸い込まれるように入店したブティックショップ「GLASS DOOR BOUTIQUE」
カリフォルニア州アタスカデロのダウンタウン発、最新かつユニークで洗練されたブティックショップです。

お洋服はもちろん、アクセサリーやバッグなども素敵なものが勢揃い！
さらには試着室まで可愛く装飾されており、女子旅ならファッションショーさながらのフィッティングを楽しめます。
私たちもお気に入りのお洋服を見つけてそれぞれ購入。帰国してからもそのお洋服を見るたびに、楽しかった旅先での出来事を思い出しています。

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『GLASS DOOR BOUTIQUE』
OPEN
水〜日 11:30〜18:00
定休日 月・火
1689 Copenhagen Drive, Solvang, California
公式サイト⇨https://glassdoorboutique.com/
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ソルバングの魅力その④　名物のデニッシュに舌鼓

ソルバングで外せないのがスカンジナビア諸国発祥のデニッシュ。
街の中には可愛いベーカリーがたくさんあり、デニッシュはソルバングの名物となっています。
ベーカリーによってデニッシュの形状も異なるので、お気に入りを見つけるべく、ベーカリー巡りをするのも楽しいのです。

私たちが目を付けたのは、鮮やかなブルーが一際目を引くデニッシュベーカリー「Danish Mill Bakery」
なんと創業は1960年！60年以上もソルバングで愛されている老舗のパン屋さんです。

店内のショーケースにはデニッシュのみならず、ケーキや焼き菓子も多く並んでいます。
そして肝心のデニッシュはというと、クリームチーズ入りやフルーツジャム入りなど、迷ってしまうほど種類が多いのも魅力的。
店内奥にはイートインスペースもありました。

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『Danish Mill Bakery』
OPEN
月〜日 8:00〜18:00
1682 Copenhagen Drive, Solvang, California
公式サイト⇨https://www.danishmillbakerysolvang.com/
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店内でゆっくり食べるのも良いですが、せっかく良い天気なのでテイクアウトで頂くことにしました。
購入したのはクリームチーズ入りと、クリームチーズ＆クランベリージャム入り。

自由に出入り出来る公園「ソルバング・パーク」まで少し歩き、青空の下で早速ランチタイム♡
顔のサイズほどの大きなデニッシュで、生地はサクサク、甘さもちょうどよく、美味しくてペロリと完食してしまいました。

気になるアクセス・・・Amtrakが便利！

ソルバングの街中を見渡してみると、駐車している車がとっても多く、現地の方々の多くがふらりと足を伸ばして車で訪れていることがわかります。
とはいえ車移動は旅行客にはなかなかハードルが高いもの・・
そんな時に便利なのが、アメリカ国内の各地を結ぶ鉄道「Amtrak（アムトラック）」
私たちが実際に利用したのはサンタバーバラ→ロサンゼルス間ですが、ソルバングにも駅があるので、ロサンゼルスやサンタバーバラから日帰り観光が可能です。

こちらはサンタバーバラの駅でAmtrakと撮った写真。
雰囲気のある駅舎と線路に、二階建てでどこかレトロ感のある列車が日本にはない光景で大興奮でした。

座席は指定席と自由席があるようですが、今回は自由席を利用。
人気の路線は混み合うようなので、出発時刻よりもゆとりを持って到着することをおすすめします。
列車に乗り込むとまず階段から2階に上がりますが、それ以外は新幹線と似たようなもので、各座席の上に手荷物を収納出来るスペースがありました。

座席上以外に各フロアの隅にスーツケースのような大きな荷物を収納出来るスペースもあり、これは旅行客にとっても使いやすく便利でした。

寝てしまってはもったいない！Amtrakの楽しみ方

世界を走る鉄道から見る車窓は、鉄道ファンのみならず多くの旅行客を魅了するもの。
Amtrakに乗車していた約3時間の間にもたくさんの絶景に出会いました。

ソルバング〜サンタバーバラ〜ロサンゼルスを繋ぐ路線は海沿いを走行するタイミングが多くあり、列車の中から海と空を臨む絶景が度々現れ、シャッターを切る手が止まりませんでした。

特に時間帯も重要で、ロサンゼルス行きならば早朝の便が断然おすすめ。
真っ暗だった空が次第に明るくなり始め、全てがオレンジ色に染まっていく様子は感動ものでした。

ひとしきり撮影を楽しんだ後に列車内を散策してみると、1階には小さな売店と、その隣に食堂車のようなテーブル席があることがわかりました。
売店ではハンバーガーやホットドッグなども購入出来るので、朝ごはんを買い忘れてしまった時にも安心です。

せっかくなのでスナックを購入し、こちらのテーブル席で遠足気分を味わいました。
その間も車窓には異国感溢れる景色が流れ、忘れられないほど極上なひとときとなりました。

「ただの移動」では終わらない、心に残る絶景に出会えるAmtrakで、
まだ見ぬ魅力に溢れるソルバングの日帰り観光を是非楽しんでみてくださいね！