「世界一周旅行」は、一生に一度は行ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
とは言え、長期間世界を旅するイメージが強い“世界一周”への1歩を踏み出すのは、かなり勇気がいることですよね。
そんなあなたにおすすめしたいのが、2週間で行く世界一周の旅!
世界一周の定義は、“太平洋と大西洋を一度の旅行で渡る”こと。2週間という期間なら、初めての方でも1歩を踏み出しやすいはずです。
本日は一生に一度は行きたい、各地の世界遺産をまわる贅沢なモデルコースをご紹介します!
14日間で多くの世界遺産を巡ろう!モデルコースはこちら!
【おすすめコース】ワンワールド系航空会社利用
東京⇒スペイン・バルセロナ⇒ペルー・リマ⇒ペルー・クスコ⇒チリ・イースター島⇒アメリカ・ニューヨーク⇒東京
最初と最後は、安心の日系航空会社JALを利用します!
2週間でこれだけの都市に滞在し、世界遺産に触れられる旅はなかなか経験できません。感性が刺激されっぱなしの旅になりそうです。
ビザや予防接種を推奨する地域もあるので、早めに準備を進めておきましょう。今回の旅でいうと、ペルーは黄熱病予防接種が推奨されています。
ちなみにこのコースは、約 31,800 マイルの旅程なので、15,000 マイル近いワンワールドのマイルが貯まります。貯まったマイルは、次回の旅に役立てることも可能です。今回の旅先で特に気に入ったところへ、もう一度ゆっくりと訪れてみるのもいいですね。
1.まず向かうのは、スペイン・バルセロナ!世界遺産の建築物に感動!
さぁ、世界一周の旅に出発です。まずは成田空港からフィンランド・ヘルシンキを経由して、スペイン・バルセロナまで約17時間。長旅になりますので楽な服装で向かいましょう!また、ヘルシンキ空港には、人気のムーミンショップがあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
バルセロナは、地中海沿岸に位置するスペイン最大の海港都市。ガウディが遺した世界遺産「サグラダ・ファミリア」「カサ・バトリョ」をはじめ、歴史的建築物が街中に点在しています。ピカソやミロの美術館など、大小50の美術館や博物館があり、見どころ満載。美術遺産の宝庫であるこの街を、すみずみまで歩きたくなります。
夜はスペインバルで軽食や美味しいお酒を嗜みたいですね!お店に入ったら、店員さんに元気よく「オラ!」と声をかけましょう。
アートと美食を堪能したら、次は南米ペルーへ向かいます。
2.ペルー・リマ 南米独特の雰囲気漂う歴史地区へ
バルセロナからマドリッドで乗り継ぎ、約15時間 。ペルーの首都リマへ到着します。
インカ帝国から黄金を手にした征服者ピサロが大きな野望とともに築いた新都リマ。 街全体が世界遺産にも登録されているリマの旧市街には主な歴史的建造物が集中し、インカの贅を尽くした建造物が当時の栄光を今に伝えています。
リマ最大の繊維問屋街・ガマラ。アルパカの置物や織物など、カラフルな民芸品がいっぱいのマーケットで、日本でいう原宿のような雰囲気の場所です。
リマの街歩きにはオプショナルツアーが便利です!
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リマで南米の街歩きを楽しんだら・・・次は憧れのマチュピチュへ向かいます。
3.ペルー第2の都市クスコから、憧れのマチュピチュへ。
リマから国内便で約1時間30分。その昔インカ帝国の首都であったペルー第二の都市、クスコは、街全体が世界遺産に登録されています。マチュピチュ観光の拠点となり、
標高はマチュピチュより高い約3400m。クスコで高所順応してから、マチュピチュに向かうとより安全です。
マチュピチュは標高約2450mの尾根に位置する古代インカ帝国の遺跡です。山裾から遺跡の存在が確認できないことから、「空中都市」「インカの失われた都市」などと称されます。世界遺産だけでなく、2007年7月には新・世界七不思議のひとつにも選ばれました。 遺跡は神殿と居住区で構成され、その総面積の約半分の斜面には段々畑が広がっています。
何故このような高地の断崖絶壁に、要塞都市が建築されたのか?
かつてインカ帝国がスペインの侵略から財宝を守るために建設した都市、という説や、最後の砦であったという説がありますが、アンデス文明は文字を持たないため、その理由は明確になっていません。
神秘の遺跡をじっくり観光したら、
4.イースター島のモアイたちに会う。ラパ・ヌイ国立公園
クスコからリマに戻り、チリ・サンチアゴを経由して約18時間。最も近い有人島まで直線距離で約2000kmと、絶海の孤島と言われるイースター島へ到着します。
イースター島はチリ領の太平洋上に位置する火山島で、モアイの建つ島として有名です。なぜモアイが作られたのかは謎に包まれています。島内には、同じひとつの島を見つめていると言われるものや、地中に埋まっているものなど、様々なモアイが建っています。なぜそこに作られたのか、理由を想像してみるのもいいかもしれません。また、ビーチもきれいなので、マリンアクティビティなどに挑戦するのもおすすめ!
さあ、旅もラストスパート!アメリカ最大の都市、ニューヨークへ向かいます。
5.旅の締めくくりには、ニューヨーク・・・自由の女神
イースター島からサンチアゴ経由で約17時間、ニューヨークへ到着!
アメリカ合衆国のシンボルである「自由の女神」像も世界遺産に登録されています。自由の女神がニューヨークに来たのは約130年前。奴隷制を廃し、自由と民主主義を打ち立てようとしていたアメリカの姿勢に感銘を受けたフランスが、フランスにおける民主主義の誕生への願いも込めてモニュメントを寄贈。独立運動を支援するフランス人の募金によって建てられました。
フェリーに乗って、自由の女神が建つリバティ島も訪れてみてください。間近で見る女神の迫力に圧倒されます!フェリーの上での、自由の女神と記念撮影はマスト!リバティ島側から見るマンハッタンの風景にも感動します。
リバティ島にも行くニューヨーク市内観光オプショナルツアーはこちら>>
多くの世界遺産を見て、世界のスケールの大きさに感銘を受けたら、いよいよ帰国の途へ・・・
ニューヨークから成田空港まで、約14時間。長旅お疲れ様でした!
番外編:もう少し余裕があれば、あの絶景「ウユニ塩湖」を見に行くことも!
あと 3~4日多く休暇を取ることができれば、世界遺産ではないですが、ボリビアにある話題のウユニ塩湖にも足を運ぶことができます(別途航空券が必要です)。今回の旅にウユニ塩湖に行くなら、ペルー(マチュピチュ)とイースター島の間に追加するのがおすすめです。
4月~11月前半頃の天候の安定した乾季には、見渡す限りの広大な白銀の大地に標高3700mの突き抜けるような青空と、太陽の光を受けてキラキラ輝く塩の大地の絶景を楽しめます。見渡す限り真っ白な地表には格子状の模様が広がり、まるで別の惑星に立っているかのよう。
11月後半~3月頃の雨季であれば、「天空の鏡」の絶景が見られます。湖面の水の状態、風や雲の有無などの条件をクリアすると、このような鏡張りの美しい光景が見られます。
いかがでしたか?
これから迎える夏休み。今年は少し長めにお休みをとって、世界一周に挑戦してみてはいかがでしょうか。今回は、世界遺産をメインにまわるコースをご紹介しましたが、自分流のアレンジを加えて、あなただけの旅を作ってみてくださいね!
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